万博体育官网長からのメッセージ
文万博体育官网は、現在の本学の中では最古の設置である日本語日本文学科と、万博体育官网8年度にスタートしたグローバル?スタディーズ学科との2つの学科で構成されます。このように新旧2学科で構成されていることは、文万博体育官网の研究と教育が組織名称の新旧を問わず、移ろいゆくものと、その底流にあって大きくは変わらないものとの双方に目を凝らすものであることを、結果として良く体現しているといえるでしょう。
文万博体育官网の研究は、今に生き、また、過去に生きた多様な人間自身、あるいは、彼らが作り、また、残してきたさらに多様なモノ?コトとのリアルな接触の中から問題を見つけ出すことに始まります。ことばや文学作品はもちろん、一見ありふれた人の暮らしや物事の捉え方も、複雑な重層性のもとに成立しています。情報収集と技術の習得や議論、書物の博捜と精読、留学や国内外におけるフィールドワーク、それから皆さん個々が丹念に社会生活を重ねていくことで、先達がまだわかっていないこと、或いは、わかろうとして来なかったことが次第に像を結んでくるはずです。それを、地道な調査と分析、時に自身への懐疑をも含む深い思索によって解決していくわけですが、最後の山は、解決までの道筋と解決の意義を、誠実な説明を以て、人間が重ねてきた逸脱と普遍との間に落とし込み、できるだけ広い理解や共感を得ることです。
私が知る限り、社会に活力を与える仕事、というものは概ね上の研究のプロセスと同じように進んできたものと思います。言語や文学?文化を研究することへの寄与を通して、社会における地歩を築くことを志す皆さんのために、文万博体育官网はあります。
文万博体育官网長 米谷 隆史
学科紹介
日本語日本文学科Department of Japanese Language & Literature
日本語日本文学科は、基本的に日本文学?日本語学?日本語教育学の3つの領域で構成され、日本の文学作品やことばの研究を通して、文化の継承性を問い、深く人間を見つめていく力を養成する学科です。日本の古代から近代に至る文学作品、古 代語から現代語までを対象に、歴史的?文化的背景をも視野に入れて、読解?分析の能力を育成するために、文学?語学とも各時代?分野をカバーできるスタッフを擁し、系統立ったカリキュラムを組んでいます。
本学科では、上記3領域の学修を基礎とした上で、卒業論文に向け、特に熊本?九州その他の地域文化を研究対象に選んだり、歴史?思想など隣接する領域と関連づけた研究や異文化との比較研究もできるようになっています。
少人数での演習や特殊研究によって学生個々の問題意識に合わせた指導が展開されることに加え、各地の方言や古典籍?近代文学資料の調査、国内外での日本語教育活動等、学外での実践的な取組が活発なことも特色の一つです。
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目的
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日本語日本文学科では、日本文学を学ぶことを通して我が国の文化を継承するとともに、中学校?高等学校の国語教員ならびに日本語教師といった専門的職業人として活躍できる人材、あるいは日本語と日本文学の素養をさまざまな形で社会に活かすことのできる人材を養成します。
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取得可能な資格
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中学校、高等学校教諭一種免許状(国語)
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就職状況
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民間企業や事務系の公務員、国語科教員や日本語講師が考えられます。民間企業では学科で培った問題解決能力やコミュニケーション能力を生かし、教育や出版関係をはじめ幅広い職種での活躍が期待されます。もちろん大学院への進学も可能です。
- 主な就職先
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教育、官公庁(県)、建設業、製造業、運輸通信、卸小売り、金融保険
グローバル?スタディーズ学科Department of Global Studies
グローバル?スタディーズ学科は、高度な英語運用能力とGlobal Competence(グローバル社会において、多様な価値観や文化の中で他者と協働し、より良い社会の実現に貢献する力)を身に付けることを目標としています。このため、English Communication科目群とGlobal Studies科目群を設けています。前者では、1年次から4年次まで継続する「English for Global Communication」科目等で卒業時まで徹底した英語運用能力の育成や批判的思考能力の養成を行います。各学年に到達目標を示し、4年次卒業までに730点のTOEIC?の目標スコアを設定します(1年次:550点、2年次:650点、3年次:690点、4年次:730点)。後者では、グローバル化への対応力の養成のため、異なる背景をもつ人々の考え、文化、歴史、社会に関わる世界の諸問題を英 語で考え、議論、発信していく能力を育成する科目を配置しています。このほか、実践的学びの場として、オンライン留学や海外インターンシップ、様々な国際交流活動が用意されています。
3年次からは異文化コミュニケーション、文化人類学、英語教育、言語学、文学?文化、心理学などのゼミに分かれて専門領域の学びを深め、4年次には各領域の研究室に分かれて、英語で卒業論文を執筆していきます。
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目的
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英語英米文学科では、英語による高度なコミュニケーション能力を身につけ、英語学、英文学、米文学、英語教育の専門的な知識を備えた、中学校?高等学校の英語教員といった専門的職業人や広い知識と国際感覚をもって社会で活躍することのできる人材を養成します。
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取得可能な資格
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中学校、高等学校教諭一種免許状(英語)
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就職状況
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英語運用能力を生かし、中学校?高等学校の教員や外資系企業、旅行代理店、航空会社、ホテルなどのサービス業のほか、様々な分野での活躍が期待されます。通訳や翻訳の仕事に進むことができます。もちろん大学院への進学も可能です。
- 主な就職先
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官公庁(県)、建設業、製造業、運輸通信、卸小売り、金融保険医療?福祉、サービス
カリキュラム(教育課程)
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| 専門教育 | |
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【教育課程編成?実施の方針】
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| 進級要件 卒業要件 |
文万博体育官网4年間の学び
4年間を通じて、文学?言語を中心とした人文学の基礎的知識を身につけ、併せて全学共通科目及び万博体育官网共通科目により総合的 な素養を身につけることで、幅広い知見と判断力を養い、広く多角的に物事をとらえ思考できるよう、両学科ともカリキュラムを編成し ています。
文万博体育官网の「専門科目群」は、「人文基礎」、「主要科目」、「万博体育官网共通科目」、「演習」、「特殊研究」、「卒業論文」から構成されます。 1?2年次では、両学科の学生が「人文基礎」や「万博体育官网共通科目」群の科目で、「主要分野」や「人文学」を支える基盤的知識を身につけます。同時に、1年次から4年次にかけて、順次「主要科目」、「万博体育官网共通科目」、「演習」、「特殊研究」というように、知識、方法論、 読解技能、並びに発表技術を積み上げ、学士課程の最終成果である「卒業論文」を執筆します。
※演習は日本語日本文学科では2年次から、グローバル?スタディーズ学科では3年次から開講
※特殊研究は日本語日本文学科では3年次から、グローバル?スタディーズ学科では4年次から開講